COLUMN
2019/3/11
歯の基礎知識
近年、お口の中の乾燥や唾液が出ないといった、ドライマウス(口腔乾燥)を訴える方が増えています。
ドライマウスを放置すると、むし歯や歯周病、口臭などが悪化し、お口の健康が損なわれます。
ドライマウスの原因
・唾液分泌機能の低下
加齢や特定疾患による、唾液腺自体の機能の低下
・薬の副作用
高血圧や免疫不全など、約700種類以上の薬がドライマウスを引き起こします
・ストレス
・口呼吸
お口を開けたまま呼吸をすると唾液が蒸発してしまいます
ドライマウス危険度チェック
□口で呼吸している □口臭がきつい
□噛みにくい、飲み込みにくい □話しにくい
□お口の中がカラカラ、ネバネバ □食べ物の味がしない、味覚が変わった
□のどが詰まった感じがする □お口の中がヒリヒリと痛い
□飲酒の機会が多い □薬を常用している
□歯磨きをきちんとしているのにむし歯や歯周病になりやすい
上記のリストで3つ以上当てはまる方は要注意です。
ドライマウス対応策
・こまめに水分補給を行う
・ガムを噛む
・口呼吸の改善
・夜更かし、深酒、喫煙などの悪臭癖の改善
・刺激の少ない洗口剤や歯磨き粉を使用する
・お口の保湿剤で乾燥を防ぐ
・ドライマウスの副作用がある薬についてお医者さんと相談する